2024, 11/13 現在、「胸にしむ音、空気感、実在感(低さ)」を出せる 究極というべき、入力のCD playerを開発中です。キイワードは、マルチビット、筺体の制振、電源(「信号のマイナス瞬時変化対応のシャンレギ(α回路含む):三井先生学位論文の目玉」)。高価な外国製も、この音は出せません。
2024,4/24 研究会は、W2君のリスニングルーム(横浜)で再開します。第一回は、5/11 13:00~ です。 Extra HI System M Ver. IV(ホーレーコーン紙電磁石スピーカー、HMラボ http://www1.cts.ne.jp/~hmlabc/index.html 冒頭に写真あります)で行います。W君宅。
2023,11/1 Extra HI オーディオの トップモデル: Extra HI System M Ver. IIIは、ngcから、M2氏宅に移動しました。研究開発に役立つようにします。
「入力から出力までを無歪にすれば音が良いはず」で、今のオーディオ理論は成り立っています。無歪伝送論を応用して、「周波数特性が平坦ならよい」は、一必要条件です。我々は「人が聴いてよい音」を重視して感性音響論を立て、心理物理的に研究して、「波形(波面):時間歪が少ないこと」が、重要な必要条件と追い詰めました。DAC内の自己発生電磁波妨害がの悪影響を見つけました。; それを考慮して作ったDACは、アナログに近い空気感まで再現します。PCMディジタルの音質が許容できない歪として、時間歪がnsec程度なら十分少ないからよかろうと推測していたのがあまかったようです。「自然界の摂理 は 時間歪は、さらに、けた違いに少ないこと」 と、わかってきました。
我々は、信号歪もきっちり詰めて、(感性音響論p.129参照)、チャンピオン的だが、PCMディジタルの(おそらく世界最高の)再生音を得ている。自然な音、空気感、実在感。。「飛んでくるオンデコの大太鼓音に鳥肌が立つ、キャスリンバトルのレクイエムに胸が熱くなる」と、普通の耳の人が称賛します。Extra HI オーディオ と名付けています。また再度記述するが、奥行(感)再現、かつ、低音の重心の低さ再現は、短調の悲しさを表現するに不可欠と分かりました(音声進行(コード進行)参照)。音が緩いフェライトスピーカーでも、低音の重心の低さを出す方法を研究中。小型10㎝φでも出ます! 譲渡可です。
以上。
2022,7 ~ 2022,9までを、3つの★で示します。
★深い感性のテクノロジーの音に関する研究は、中間報告以降5年経て完了し、報告しました。⇒“感性オーディオシステム研究完了報告”, DiVA 51,pp.29–36,(2019,12) https://art-science.org/diva/。研究開発は続けています。
Summery;
〇 L、R 2ch のみので、信号(振幅、時間)を高忠実に再現して、本物の音場を再現できた。従来オーディオはスピーカーを多数使い音の大きさの総和でサラウンドでやったが、それとは次元的に違う音場が得られた。演奏に込められた深いものを聴者に伝えられる。ポイントは、時間信号をnsec(0.001mm)以上に精度を高めた再生音を得たからである。波面を、鼓膜のみならず肌、身体に伝えた。脳がそれをを感じること。
〇それには、「(心理を表す客観評価語の研究)→心理物理的に物理要因特性の研究→それを実現するハードウエアを作る→装置作る。そして聴く」の研究を行った。
〇 ”聴く”は、『鼓膜では当然。皮膚体感でも』だが、そのためには、「奥行、広がりのある音であることが必須」、が得られた。L,R 2chで 奥行、広がりのある音が再現されれば、感性音響論が必要条件とした客観評価:(胸に入る、空気感、実在感)をも含んで満足することが明らかになった。
〇「奥行、広がり」再現、実現が、直近、得られた大きな成果である。それには信号再現の超高精度が要求され困難だったが、多くのノウハウも総動員してできた。ポイントは従来常識を桁違いに超えた、「音のnsec以下の時間信号(音の波面)」の変化を忠実に再現することである。その改善は続く。
★アナログソフト:カセットテープに、PCMディジタル(CD)をはるかに超えた、情感情報があることを発見し、アナログに目が向き、カセットテープの伝えるもの(既に報告)が、どの物理要因特性によるのかを、各人の再生装置の向上も含め研究開発してきた。現時点での推測は、「音のnsec以下の時間信号(音の波面)」の変化を忠実に再現どころではなく、桁違いの時間方向の滑らかさが必要のようである。註;アナログはテープ速度を落としても高速(nsec~)のジッターは増えない。なんとアナログの初期オリジナルテープ(Fe2O3)がよい。信号で夏の微小レベルの再生が良いからだ。開発テープは信号の微小レベルをカットして嘘のS/Nを得ている。
〇新時代には、はた迷惑にならぬよう、ヘッドホンオーディオを模索中。 注意!→「騒がしいスタジオ録音時の音を拾う目的に作られたSONY MDR CD900ST」は ”for Ⅾigital” と明記してある。”再生音を楽しむ” に使用は不可。
★HMラボは、大井町広町工房を閉じた。NGC社長:橋本正嗣氏のご好意で、豊洲のショウルームにExtra HI System M Ver.IIIを移転。アート、社会系の人を主対象に展開している。アート系の人は、「従来オーディオと音楽表現の次元が違う」と高い評価してくれる。新展開は、ホンダ社を例にしてすまないが、筆者は本田宗一郎さん、橋本氏は藤原さんに対応すると思う。期待している。
他方、工学系では「精度が上がっただけ」と低い評価もある。⇒ この極評に黙っていては、多くの理解者にご迷惑がかかるので明確に説明する。最終的に、「奥行き・立体(感)、空気感、実在感が重要」とわかった。そこから物理要因・特性を求めると、各々、『ミリ精度以下の背面壁との距離、woofer, squawker, tweeter間の相対的距離』がわかった。nsec(0.001mm)より桁違いに小の 時間精度が実現できればさらに奥行(感)得られると思う。その実現には、内部発生電磁波妨害を減の為に”プリント板使用構成は不可”など、根本、本質的改良を必要とする、(感性音響論p.129参照)。以上。
2021,8/22
テーマ:カルロスクライバー指揮バイエルン放送オケのベートーベン第7番再生音を、名CD盤と(1986,11、FM放送)のメタルテープ既録音のコピーで比較。
報告まとめ;
1. テープ(Normal 120)の音評価NG. 原因が、120なのか、Normalなのか調べ対応する。よって、演奏内容;感じる熱気とかについて(テープは良くCDは弱くつまらないかの問題)は未解決。
・これまでの筆者のテープ評価;
(1)Metalは、オケに良い。vocal小編成にはNG.
(2)SADは、スケール、小編成ともに、ただ鳴ってるだけとなりNG.
(3)BASF Normalは雰囲気、ニュアンスよいが、スケール小ゆえオケにダメ。
以降は宿題となった。さらに実験報告します。協力者いればうれしい。
・考察; 『Extra HI オーディオの深みを求める音には、磁性体が複層(TypeII以降)のより、混ぜ物のないTypeIの磁性体:単層が良いのではないか? ちょうど、最近の音響用コンデンサーが従来型の音色のみを求めたか、内部に混ぜ物して特性が非線形になり突発的瞬時信号が壊れたか、音が不自然、高価。筆者は評価しない。[初期型のシンプル、電力用電解コンデンサーの作り方のものがよい]と、旧技術部長が言った。筆者もそう言思う。』を超えた問題が生じた。
2,リボンマイクの再生音は、「雨上がりの湿っぽさもわかる。蝉の声が良い、奥行き向上」を受けました。(自作故 “あれかな”わかる、改善します)。
3,追加実験;LP
・前月の、超有名:カルロスクライバー指揮バイエルン放送オケのベートーベン第4番のLPを、A2さんが購入、HMラボでテストした。全くNG(CDに比して- 3)。“Made in West Germany 直輸入”と書いてあるが、CDから作ったと確信、証拠あり。演奏直後の1982作のアナログLPが聴きたい。本物はオークション1000円で買えない。反省。
以上。(2012,8/23 更新)
深い感性のテクノロジー研究会、感性オーディオ研究会
代表: 宮原 誠
2021,7/25
“カセットテープの音がCDの音をはるかにしのぐ” の解析
テーマ;超有名オルフェオCD:カルロスクライバー指揮バイエルン放送オケのベートーベン4番:(HMラボ http://www1.cts.ne.jp/~hmlabc/index.htmlの“HMラボとは”にあり)と(1986,5)NHK 生 FM放送の録音と比べて聴く。注目ポイント:指揮者がタクトあげ、ホール内の全員が息を静かに吸って、静寂、緊張感が走り、息を少しずつ吐きだしながらpppで演奏が始まる。後半は「音が灼熱している」。
評価結果;
CDでは、評通りにひきしまった“緊張感”(怖さを含む)が主の音だ。Extra HI オーディオの(胸にしむ、空気感、実在感)の分析的評価しやすい。「伝えたいものが明確」という意味ではCDが優れているかもしれない。一方、生録音のアナログテープでも上記印象はある。それだけでなくホールにたっぷり響く空気感で、安心の芳醇な音だ。
解析
再現音場を富士山の姿に例えると、流麗な全体像がアナログ:テープの音だ。(中央1/3が富士山、左右に各1/3ずつのすそ野がある)。CDの音は中央1/3のみの音で、裾野(ホール感、空気感)がない。
アナログは、マイク出力をそのままテープ上に記録する。一方、ディジタルは、「信号には時間変化と振幅変化しかないと考えて」、各々を細かく刻んで記録、符号化した音を聴くと、音があまりにも違う(悪い)ので、刻み方をより細かくしたが(ハイレゾ)アナログには近づかない。
ディジタルは、時間歪みの悪影響;時間に刻みを入れ、しかもスクランブルの誤差があるかと思う。そのほかにも、何か大きなもの;「時間変化と振幅変化の間の微妙な関係」を見落としているのではないか? この大問題は、長年研究してきたが、手掛かりさえつかめない。「こうすれば劣化は減る」という小さな手掛かりは見つけてきたが。(これまでののアナログとCDの比較研究は、まとめてラ技2021,9号に掲載する)。
追記;「CDの音をテープ録音」はCDより音が悪くなる。ディジタル録音のリソースでLPを作ってもダメ。スムージングでよくなるよう安易な問題でない。
以上。
深い感性のテクノロジー研究会、感性オーディオ研究会
代表: 宮原 誠
(ディジタルの音は、富士さんの雪のある部分のみ。マルチビットCD playerでは、その下の部分少し出ます)。
2021,6,27
今月は、多くの重要な研究成果があった。
1,カセットテープの音が、CDを次元的に超えている再確認。(故山口美智子さん リサイタル)
評:『最初にCDを聴いた際に魅力的な歌声に驚きました。全てを込められたステージだったのだなとさえ感じます。録音も素晴らしく音場感と実在感も申し分ありません。ある意味このCDで十分だなとさえ感じました。ところがカセットテープに切り替えた瞬間にあまりの違いに、しばらく歌に聴き入ってしましました。目の前にまるでコンサートホールに居るかの如くステージが広がり、奥行きも音場感も申し分ない。山口美智子さんが目の前に居るようで– カセットテープの方が、周波数特性が悪い筈ですが、目の前のベールが取れた様に聴こえます』。また、「テープでは涙が出るけど、CDでは涙が出ない」が、お姉さんの評。
(“ホーム”に掲載の、CD playerの音質比較尺度の右端:(Analog)が、カセットテープの音質)。
2, CDは情感情報が約70%減じているとはいえ、それを余さず再生したい。そのためには、マルチビットCD playerが必須である。その、唯一の機種(JUNKしかない)を探し筆者が改造して、希望者に配布。 その評は、 『結論は驚き以上ものがありました。 聴きなれたスメタナ・カルテットによる「アメリカ」から聞きましたが、第一印象は柔らかくなったというものです。弦楽器は決して耳障りの良い要素ばかりではありませんし、弓のタッチの激しさもあり、場合によっては生でも耳が痛くなることもあります。しかし痛さが取れ、その上でタッチの激しさも奥行き感や定位感(楽器の配置が分かる)がより明瞭になりました。試し聴きは通常ポイントを聴いたら別の音源に切り替えてしまいますが、スイッチを切るのが惜しく最後まで聴いてしました』、です。
3,referenceとして、演奏会音とリボンマイク生録の音を配布した。評は『「自然だ、電気系を介した感じがしない。リボンマイクの凄さ知った」。アナログテープ再生音の高忠実故に明確にわかった; Motorola transistorが生に近い。他は、話者の品格が軽々しくなる。この音質の違いは、ディジタル録音なら問題とならないだろう。ディジタルの音がニュアンス約70%減のゆえだ』。(その再確認は上記の1、参照)
参考;「referenceほどの高度な音質の違いを云々するには、カセットの磁気特性が、大きく関係するのではないか」の疑問に対して以下が答えです。(音が硬く無機的とか、ヘッドとのなじみ悪さで、クロームテープとメタルテープは問題あるがそれら以外ならどれを使っても、大丈夫)としたが、違う。テープの長さで大きく音質が異なる。理由は不明です。なお、昔の茶色い安いテープの方が自然な音がします。
“奥行き感”が出ることが感性オーディオを含め必須だが、 ➡ドルビーで行っている信号の非線形処理はS/Nをよくするためだけに視点が行き、音場再生の本質を見失った間違いと明記する。周波数特性、S/N は、再生音の音楽性にあまり関係ない。録音時ドルービー:ONでのテープも、再生時はドルビー:OFFとすれば、“奥行き感”がでます。高域がやや上がって聴こえますが、再生時ドルビーONよりはるかに音は良い。
研究会代表 宮原 誠
(2021,6,6)
CD – カセットテープ 音質比較 (故山口美智子さん リサイタル)
“ホーム”にある、CD playerの音質比較 右端の、音評価の 明確なまとめです。
生録メタルカセットテープから直に作ったCDと、同生録からコピーしたカセットテープ音の比較。
M3氏の評;
『最初にCDを聴いた際に魅力的な歌声に驚きました。全てを込められたステージだったのだなとさえ感じます。録音も素晴らしく音場感と実在感も申し分ありません。ある意味このCDで十分だなとさえ感じました。
ところがカセットテープに切り替えた瞬間にあまりの違いに、しばらく歌に聴き入ってしましました。目の前にまるでコンサートホールに居るかの如くステージが広がり、奥行きも音場感も申し分ない。山口美智子さんが目の前に居るようでの優しくビロードのように滑らかで温かい歌声が聴こえます。CDでは声の線が細く、温かさやビロードの様な滑らかさはカセットテープほど表現されておりません。
ビアノの音もピアノ本体やホールの床がなっているか倍音が素晴らしい。
CDでは中高域が良く録音されていると感じましたが、カセットテープの方が周波数特性が悪い筈ですが、目の前のベールが取れた様に聴こえます。
不思議ですが、カセットテープよりCDの方が、経過時間が早く感じるのは私だけなのでしょうか? 以上』
宮原コメント;
このCDはJAIST宮原研究室が唯一作った。制作会社社長に直接頼み(今は廃業)、AC電源ののせいか、「先生の要求には、夜中に、田んぼの中の工場で作らないとだめ」。かつ、CDスタンパーを3回作り直した最高のものですが、CDの音は上記の評価までです。(音の線の細さは、メタルテープから直接作ったため)。
一方、カセットテープ(アナログ)の音の良さは、「テープでは涙が出るけど、CDでは涙が出ない」が、お姉さんの評。M3さんの感じたものと同じです。当時の東京藝大T学長曰く、「本望でしょう」。
なお、カセットテープは初期の、茶色いFe2O3を使いました。上記評のように温かい自然な音がします。
カセットテープは、周波数数特性、S/Nを求めて、種々の磁性体を混ぜ、メタルに至りました。次第に無機的な音になっていった。「メタルテープはNG」と、感性オーディオ研究が進んだので、今、明確に言えます。さらに、ドルビーはNG.(奥行き感なくなる)ことも。 以上。(2021,6/5)
(“ホーム”に掲載の、CD playerの音質比較参照。右端:(Analog)が、カセットテープの音質)。
2021,5/24掲示板
コンサートの録音テープの再生音評価と、リボンマイク生録音の音の評価;
1, 『テストテープの音はどれも開放感があり、良い音に感じられる。他方、テープに消し忘れの古い録音(誰かの録音)では、まったく空気感の無い音がする。驚き』。の報告あり。「生に近い録音と、カセットデッキの改良」で、カセットテープでも音が良いことを再確認した。また、その良さは、
2, 『リボンマイクの音を聴いてしまうと、Sホールでの録音がかすむ。 リボンマイクの音は、魅力的』。 『電車の音が自然に感じる』。『リボンマイクで録音された演奏会録音を聴きたい』。の報告でも裏付けられた。 最高級のコンデンサーマイクより、リボンマイクの音のほうが感激的に良い評価ゆえ、その更なる改良をする。
深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)代表: 宮原 誠
2021,1 掲示板
AMの音は、「従来オーディオの評価なら、帯域も狭くノイズが多いので悪い」でしょうが、今回のテストテープで聴く音は、サッチモだけでなく、子供の声も、お母さんの声も、声のはりがあり自然。演奏に引き込まれる。AM(VHS) でも、アナログはすごい!
我々の耳が、PCMディジタルの平板な音に耳が慣れてしまってたがゆえか、上記を感じた。
「ベニーグッドマンの、有名なカーネギーホール演奏:Sing Sing Singのアナログ録音、良かった。私は、2枚組のコロンビア版(SONY版は強調などいじってありNG)のCDを持っているが、このAM(VHS)の音の方がはるかに良い。保存ライブラリーにした」のコメントもありました。
CD playerで出せる良い音は、演奏のニュアンスが出るか否かまでだった。 アナログ音の音楽性は、「迷いなく、次元的にPCM ディジタルより優れている」が結論です。
音の世界だけでなく、アナログ(大自然)の無限の情報の一部しか、我々は見ていない。大自然から本物を、思い上がらず観察しよう。
なお、ディジタルは諦めではなく、入口:DND見つけました。
2020,12/27
VHSのAM(アナログ録音)の評価
VHSのAM信号は帯域狭く、歪、ノイズもあり、「従来オーディオでは、音質が悪い」の評価だ。しかし、評価結果は、「AMの音質劣化は、音楽が伝える生々しさの激減したPCM ディジタルに比してとるに足らない、ぬけがらのPCMよりはるかに良い」の評だった。
考察; AM, FMは、技術的音質が異なっても内容(コンテンツ)は変わらないので、容易に比較できたが、PCMは内容の印象を変えてしまうため(解釈の異なる演奏になる)、評価が難しかったと思う。意図的に内容が重要なテストソースを選んだ。
PCMディジタルは、時間情報を大きく失ったゆえの音楽性の激減であろう。加えて、CD playerで避けられない時間歪はそれを更に劣化させるようだ。 革新・研究会の始まりから、アナログとPCMディジタルの、あまりにも大きい音質の違いを学習した参加者が、技術的音質を越えて、「音楽の芯がないPCMに比して、たとえ歪、ノイズがあっても、アナログが、次元を超えてよい」の評価かと思います。。 ・ポールマッカトニーの気持ちが伝わる、カルメンの「歌に直ぐ引き込まれる」、グレングールドの生々しい。--の評が内容を表していると思います。
起 革新、第一回, 第二回研究会では、音質は、「アナログ>アナログ(LP)>>ディジタル(CD)となった: ディジタルの音は、アナログの音に比すと、7段階比較評価で ―3(非常に悪い)。 「ただ鳴ってるだけの音」ではあるが、今や、CD抜きでは音楽が聴けない。メンバーのCD playerの再生音をreference:最高音質再生、と比較しました。 CD playerの 音質は、transporter とDAC IC で決まる。本研究会の求める音質は、あくまで、演奏音に忠実: 評価語で言えば “自然”である。
承 DAC ICは、日本では作れないので、海外から購入するしかないが、その中で、1984の14bitのDAC IC(TDA1540,PCM56)が、1988に鳴り物入りで出てきた16bitのDAC IC(TDA1541,PCM58)より、音質が優れている。 高価な16ビットのDAC IC採用の機種は、音のあいまいさを部品等でお化粧して“良い音”を宣伝している。20万円以上の最高級器を長く使っきて、14bit DAC IC使用の数分の一価格の製品を知り、それを愛用の人もいる。
転 今回の実験で用いたreferenceより、殆どのCD playerの音質は -1ランクより下だったが、それでも市販CD playerよりは、良い音だった。各位工夫しているからだ。マルチビットのDAC ICが基本、かつ、よいトランスポーターを使って、である。
結 “胸にしむ音”とか、深く凄みのある音は要求せずに、なめらかな音のCD playerが欲しい人は、DAC IC TDA1547採用の CD playerがよい。最近は違う1 bit DAC ICだが、製品により音質に大きな差があります。対応します。 ブルーレイplayerや、DVD playerは機能は優れているが、ここで議論している音質は全く望めない。「鳴ってるだけの更に,鳴ってるだけ」です。それに気がつかないで、聴かなくなる人多いです。 Extra HI オーディオ の音質を望む人に、作ってひろめることを、研究会はします。 註;(Extra HI オーディオには、胸にしむ、空気感(音場)、実在感(奥行き感)が必須)。
2021,1 掲示板
VHSのAMの音は、「従来オーディオの評価なら、帯域も狭くノイズが多いので悪い」でしょうが、今回のテストテープで聴く音は、サッチモだけでなく、子供の声も、お母さんの声も、声のはりがあり自然。演奏に引き込まれる、ノリノリになる。
我々の耳が、PCMディジタルの平板な音に耳が慣れてしまったがゆえか上記を感じた。音楽を聴く場合に技術的特性より、演奏の生々しさが重要」を納得した。
「オリジナルのベニーグッドマンの有名なカーネギーホールSing Sing Sing良かった。
私は、2枚組のコロンビア版(SONY版は強調などいじってありNG)のCDを持っているが、このVHS AMの音の方がはるかに良い。保存ライブラリーにした」のコメントもありました。
CD playerで出せる良い音は、演奏のニュアンスが出るか否かまでだった。
アナログの音学性は、AMであってもはるか上。迷いなく、アナログ>>>PCM ディジタル、が結論です。 AMソフト(VHS)の実験は、これで完了です。
Extra HI オーディオの音場(奥行)実現、実証
Extra HI オーディオは、L,R信号が本来持つ「位相(精細な時間情報)」を再現して、奥行(感):本物の3D 音場を再現する。それを実証した。
(従来オーディオは、L,R信号の音の大きさのみで左右音場を再現したので、奥行(感)を出すために、さらに背面、側面の追加信号を加えて強引に3D:サラウンドを作った。それに比して自然であり、次元的に優れている)。
結果;
1, チャンピオン実現装置は、HMラボ工房にある。最大30m(ソロ歌手7m)、
の奥行(感)を、ナマ録音テープから1回コピーのソフトでえた。(ナマ録音なら、さらに2倍の3D音響空間となろう)。
奥行(感)実現には、従来オーディオの常識を超えた、波面の時間精度が必須である。(必要な物理・電気特性は種々あるが、従来、自ら実験したオーディオマニアが“変なことをいう”とばかにされたような時間精度に関する指摘は、ほぼ正しいとわかった。「再生装置に供給するAC100V電源; battery-inverter電源が有効」は特記事項である)。
2,奥行き感は、オーケストラなど音楽全般の再現に重要だが、JAZZに重要な、(ウキウキ感、ノリ:groove)の電気音響特性はまだわかっていないが、奥行(感)再現とは裏腹のようだ。(そういう装置はあり)。
説明;
Extra HI オーディオに必須の「胸にしむ、空気感、実在感」は、奥行(感)向上の物理・電気特性を向上させれば同時に向上することを発見したから、奥行(感)に注目した。奥行(感)は、評価というより観察に近く、客観的である。
実現には、正確な時間(波面)(周波数領域で言えば位相)の再生が必須だが、進歩した技術と新理論+ノウハウで可能となった(“感性音響論-静岡学術出版”参照)。
今回のリソースは、都響20周年の演奏会マーラー交響曲8番。600人の合唱団。東京文化会館での大オーケストラ演奏のワンポイントマイク(2マイク)の生録コピーである。未来永劫に得られないであろうリソースである。
➡試聴希望者は、新コロナの免疫できたらどうぞ。
以上。
深い感性のテクノロジー研究会
代表: HMラボ 宮原。
(2021,3/28掲示板更新 )
コロナ禍を期に(2020,9)革新研究スタートで、PCMディジタルの音質の激劣化を発見、一方、アナログ(カセットテープ、AMでも)が次元的に優秀、を発見。 ポイントは奥行(感)、それに必要な物理・電気特性が、overallの再生装置の本質的改善となる発見をした。
Extra HI オーディオほぼ完成しました。
Extra HI オーディオの 立体(3D)音場の実現;
Extra HI オーディオの本来の目的は、「L,R信号だけしか使わず、音の大きさのみならず、本来含まれている“精細な時間” も再現して、本物の立体(3D) 音場を再現すること」。 奥行(感)を出すための物理電気特性の研究中に→「Extra HI オーディオに必須の「胸にしむ、空気感、実在感」を得る物理電気特性がそれに含まれる」の発見をした! 奥行(感)が再現できれば、深く感じる、3Dの研究目的の達成になります。それがほぼできた。それらが、必要かつ十分条件の研究します (その物理電気特性で装置を作った(必要条件満足)が、そういう音にならない(十分条件不満足)場合がないようにする意味です)。
結果;
1,実現装置は、HMラボ工房にあり: (以下も含め、詳細は研究会情報 の 保存版、参照)。
奥行(感)実現には、従来オーディオの常識を超えた、波面の時間精度が必要である。必要な物理・電気特性は、3種の神器:「AC100V電源(ACコード:Li-50(介在なし),battery-inverter電源)、電磁波妨害除去:RN120、聴室の天井下げ棒」と、筐体の制振(振動の“節”の点支持)でできた。
2, 正確な時間(波面)の実現は、進歩した技術と新理論(ノウハウ含む)でできた(“感性音響論-静岡学術出版”参照)。
3, JAZZには、ノリ(groove)は重要。これは、奥行(感)をキイワードとするExtra HI オーディオの電気物理特性とは一致しない。クラシックはじめ他の音楽演奏再生の“忠実”とは異なる。演奏者と一体となった“音作り”(音色)があるようだ。 HMラボには双方用意。
以上。
深い感性のテクノロジー研究会
代表: HMラボ 宮原 誠。
[感性オーディオの音評価が満足 ⊂ 奥行(感)が出る]
奥行(感)が出るために必要な、物理要因・特性を研究しているうちに、それらが、感性オーディオに必須の音質(胸にしむ、空気感、実在感)を満足するに必要な、物理要因・特性を含むと気づいた。十分な検証はしていないが。
奥行(感)が出る装置では、演奏者が伝える深いもの、細かいものの大きさ、多さに気付く。詳細は、研究会情報に置きました。
奥行(感)は、システムコンポでは出ない。むしろ、奇をてらっていない素直な、シングルコーンSPの高品質ラジカセで、でる。今後注目し改造してみる。
以上
深い感性のテクノロジー(Extra HI オーディオ)研究会代表
宮原 誠
2021,5/23
コンサートの録音テープの再生音評価と、リボンマイク生録音の音の評価;
1, リボンマイクの音を聴いてしまうと、Sホールでの録音が、かすむ。 リボンマイクの音は、魅力的。 電車の音が自然に感じる。リボンマイクで録音された演奏会録音を聴きたい。
2, (復習的に)、テストテープの音はどれも開放感があり、良い音に感じられる。他方、テープに残留の古い録音(一般的録音)では、まったく空気感の無い音がする。驚き。
深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)代表: 宮原 誠