深い 音、画像、香り

 これまで、音に関して多くの研究開発を行ってきた。深い感性のテクノロジー研究会アーカイブ(2022年以前)に示した(脚注*1)。その完了報告を藝術科学会にした (脚注*2)。研究は続ける。これまでの”深い”画像研究も続ける。その他の “かおり” 等については “未 だ” である。

2000スタートの研究会 (脚注*1)の主旨は、『明治期に始まった日本の学会は、知能(IQ)のみで、世界に誇れる日本特有の感性(EQ)を排除してきた。今や、EQは重要、遅きに失した。感性は質だが、それを量的にも言及するために、客観評価語を選び出し、その量を7段階比較評価から始めた』。–でした。

 2021~、コロナ禍、テレワーク、スマホ等の大きな社会変化ゆえ、新たな段階に入った。この研究を支えたHMラボ(註*3)の休業、デモ場所、工房の移転もある。 約20年経て、研究対象は、より深い「魂を揺さぶるような深い感動」にfocus! としたい。そのような感動は、「一瞬にしてとらわれて、抜け出せない、忘れられない、くらいの直感的瞬時的であり、生命脳、身体反応が大きく関係する状況と考えられ」、理屈のIQによる判断より本質の、人に深く関与すると思うからである。(理屈で考えて答えが出ても心が納得しないという状況)(脚注*4)。

脚注*1)深い感性のテクノロジー研究会アーカイブ(2022年以前)https://niz237gt.sakura.ne.jp/hmlabArchive/。 (脚注*2)”感性オーディシステム研究会完了報告”,https://art-science.org/diva/pdf/diva51-hq.pdf , p.29-36.(芸術科学会へ、深い感性の音研究の完了報告)。(脚注*3) HMラボhttp://www1.cts.ne.jp/~hmlabc/index.html。   (脚注*4) 感性工学会,Vol.17-1,(2019,3) https://www.jske.org/pub-purchase/2019-04-18-7977.「感性のツボ」シリーズNo.12.

🔴 音は、深い感性のテクノロジー(前半)から 感性音響に入り、長期の研究を経て、「物理的な “奥行” が出せれば、感性音響で必須とした、「胸にしむ、空気感、実在感」再現を含んで、深い再現音を得る」の結論が得られた。これは、有り難い結果となった。なぜなら、感性音響の先は、よりEQ的な研究に入らなければならないかと覚悟していたのに、IQ的な “奥行”が出せれば、感性音響が必須とするものが得られるということだからである(脚注*2)。

ただし、“奥行”を実現するには、「ただ事でない精度の時間(波面)再現が必要」という意味でもある。  2022~深い感性のテクノロジーの初めに、ぎりぎりでそれを実現(革新的構成のDAC写真参照)。「そっけなくなったCDの音が、“奥行”実現の方法で、アナログ音質に迫れるような空気感、雰囲気が出てきた」。おそらく、世界中でこの音は出ていないと思う。試聴OK. この構成、内部発生電磁波妨害吸収は、同時に、jitterを減じる。更に追い詰めている。

空気感、雰囲気など進歩した音再生のExtra HI System M Ver.IIIは、ngc豊洲に設置。旧状態より大幅に音質向上。希望者はご連絡ください。Extra HI System M 20cmφ電磁石スピーカーは、近日中に新HMラボに設置予定です(横浜市)。

 

IC間の配線はアンテナとなり、電磁妨害を出すのでNG。ICを直接つなげる。プリント基板構成はNGだ.

 

最新DAC
電磁波吸収シートで電磁波妨害を吸収。

 

感性音響 
→ http://niz237gt.sakura.ne.jp/new_analog

深い感性のテクノロジー研究会アーカイブ(2022年以前) 
→ https://niz237gt.sakura.ne.jp/hmlabArchive/

 

 

🔴 深い画像

“深い感性”とは、長谷川等伯の”松林図”に向いあった時に、こころが水墨画の中に入って行き、遠くに描かれている雪山に、こころが着く頃の、“白”、”無”の状態–などの、顕示意識にのぼる、のぼらないに かかわらない深い感じ方。